2005年09月11日(日) ツインリンクもてぎ

STREET SHOOT OUT 最終戦
http://www.twinring.jp/shootout/index.html

9月11日、ツインリンクもてぎでの今年最後のストリートシュート アウトに参加して来ました。
参加クラスはストリートモディ ファイ外国車クラス。

MOVE画像です→→→

普段はサポートする側なのでドラッグレースの経験はほとんど無く、 だいぶ昔にオートマのコルベットで1、2回参加したくらいです。 
し かも今回はMTで馬力もノーマルの倍くらいあるIROC-Zカマ ロ。 
うまく走れるかどうか心配でした。なので家を出るときからレー シングシューズを履いてクラッチとシフトの操作に慣れようとしたりしてました。
ツインリンクもてぎは天気も悪くなく問題なく走れそうな雰囲気でし た。 

パドックでの準備中、周りからは「エンジン383でしょ、絶対 速いよー」とか、 「このIROCはダークホースだな」などと敬遠気 味な言葉が飛び交い、ちょっと罪悪感も出てきたり...
「い やぁ、初心者ですから!」と謙遜しておきました。
 
しかし、車の馬力 を考えると10秒前半もあり得るからひょっとしたら表彰台も、などと 考えていたのも事実です。
ドラミが終わり、リヤタイヤだけET STREETに履き替えて早速 練習走行に向かいました。


1本目、いきなりバーンナウトは失敗。

ラインロックの効きが悪く 前に出てしまいました、しかもスタートラインを超えてしまっ て... 
そのとき一緒に走ったのは同じ型の3rdカマロ Z28。
向こうは350です、負けるはずはありません。 
が、負け ました。

出だしで大きく水をあけられ後半も追いつかず。 
リアク ション0.425とかなり遅い反応に加え、タイヤが暖まっていない ところにクラッチがラフだったのか回転を上げすぎていたのかかなり 滑ってしまい大事な前半を逃しました。

ドラッグはいくらパワーが あっても後半で取り戻すのは至難の業です。

*左タイムスリップ RUN1 参照

MTでのドラッグレースはオートマに比べてスタート前にやるこ とが多くて大変です。
プレステージ、ステージランプが点いたら一度 ブレーキを踏んで車が動かないようにラインロックを効かせて、アクセ ルあおっていい回転をキープしつつクラッチペダルを繋がる直前にまで 上げてきて...ってやってるともうアンバーが1つ2つと下りて きて、やばいっ、もうグリーンだ! 
と、はじめの数回はこんな感じで した。

2本目、さっきはバーンナウト失敗したので今度は慎重にかつ力強く ラインロックのボタンを押して、
駆動系に負担をかけないためにギヤを 2に入れ、エンジンの回転が十分上がったところでクラッチをポンとつ ないで... 今度はうまくいった。 
ものの数秒でタイヤの白煙 が朦々と上がり始め、車体も微動だにせず安定していてタイヤがなくな るまで続けられそうなくらいでした。 
バーンナウトのうまさはトップ 3に入ると思います(動画参照)。
スタートラインではまだぎこちないものの1本目よりは早いリアク ションでスタートを切りました。 
しかし、回転が低かったのかタイヤ がグリップしすぎたのか発進直後2000RPM近くまで落ちこんでしまい失速状態。うわぁ、やってしまった!  
失敗だと思って帰ってき たら10.934?さっきより速いし、結局今日のベストタイムでし た。 
失敗でもグリップ走行のほうが良かったんでしょうか、終速もベ ストでした。
*左タイムスリップ RUN2 参照
   



このベストタイムでQuick8に6番手で進み対戦相手は練習1本 目同様カマロZ28。 
バーンナウトだけは決めたのですが、負け ました、1回戦敗退... 
いや、もう経験が違いますよ。 
リア クションがいいし0-60で勝負あった、といった感じです。
実はこのZ28も5速MTでドライバーの方は「半クラ なんか使わないよ、ガツンとつなぐだけだよ」と、言ってましたが私は 結局それは出来ませんでした。 

まだまだ練習が足りません。

このIROC-Zはロードレース仕様のため0からのスタート がさほど得意ではないので、足回りをもっとトラクションがかかるよう に改良し、ドラッグ用のファイナルと強化クラッチなども必要かなと思 いました。
1回戦敗退はちょっと情けなかったですが次回に期待です。

文:ドラッガーナイトウ