A/Tオイル交換

ATオイルとリヤシールの交換です。
ATを長持ちさせる為にも定期的に交換しておかないといけない項目ですね。
良好な状態だとオイルは赤い透明で、茶色くなっているのは劣化しています。
黒かったらもうそのATは終わってます。
上からオイルを抜きます。
3〜4リットルくらい抜けます(全体の3〜4割くらい)
オイルパンを外します。
 
ボルト16本を外します。
中にオイルが残っているのでこぼさないように下ろします。
パンが四角い形でボルト16本だと700R4(6L60)か4L60Eになります。
オイルは多少劣化しているようです。
磁石に付いているスラッジの量は少なめで、定期的にオイル交換はしていたようです。
フィルターを外しますが、必ずシールリングがAT側に残るので、
ボアを傷つけないように、マイナスドライバーなどで上手く取り出します。
新しいフィルターにはシールリングが付いているので、
オイルを塗って手の平でたたき込みます。
セレクターシールから漏れている場合は、この時同時に交換した方が良いでしょう。
洗浄したオイルパンにスラッジを綺麗に拭き取った磁石を定位置に付け
(磁石は付け忘れることがありがちです)ガスケットを用意します。
ガスケットをパンの上に置いてボルトをガスケットの穴に通しておきます(穴は小さいので落ちない)。
ガスケットはドライで組みます。
AT側もパーツクリーナーで綺麗にして、パンとガスケットassyをささっと取り付けます。
コルクは結構潰れるので何回か増し締めします。
オイルを入れますが、今回はリヤシールも交換なので後で入れます。
プロペラシャフトを外して、シールを抜きます。
新しいシールを打ち込みます。リップにはグリスを塗っておきます。
WAKO'Sのシリコングリス(白いヤツ)を塗りました。
ここのブッシング(ベアリング)にガタがあると漏れが直らなかったりします。
その時はブッシングも同時に交換しないといけません。
プロペラシャフトを付けて、オイルを入れてエンジン始動(抜けた分)。
オイルは暖まっていないと量が正確にわからないので、少し走ってきてから再調整します。
ATはシビアなので量は多すぎても少なすぎてもいけません。オイル漏れ等無ければ完了です。