'89 chevy camaro IROC-Z
S t o r y ・・・FEI


やっとコンピューターが来ました。早速作業開始です。

まずは、不要パーツを外していきます。
キャブ デスビ インテーク メカニカルポンプフューエルラインの一部です。外し終わったらガスケット剥ぎに清掃です。これが終わればいよいよセットです。

使用するパーツは、

コンピューター BIG STUFF3 
MPFI ホーリー ステルスラム
スロットルボディー ホーリー58mm
フューエルポンプ アクセル インライン 211lph 60psi
インジェクター アクセル32lbs
ディストリビューター アクセルDFIデュアルシンク
イグニッションコイル マロリー プロマスターEシリーズ
イグニッションボックス サミットレーシングCDI


で組んでいきます。

 

EFI作業 さていよいよ外し作業 TPI LM-1キャブ
383キャブときて ん〜これで最後?

 

まずキャブを外します。ホーリー750V/S スペックからするとマッチングは良かったようです。
本当はD/Pにしてとかも予定にありましたが・・・
ご苦労さまでした。

次は、インテークの外しです。エーデル パフォーマーEPSでした このインテークだった理由のひとつとして
ハイトです。これ以上ハイライズになってしまうとフードが閉まらなくなってしっまうのがありました。
これまたお疲れでした。
やはり走った距離が短いのもあってか綺麗でしたが、ヘッドに目をやると若干ですがバルブのスラッジが気になりましたけど問題ない範囲なのでこのままいきます。
ガスケットシーラーの剥がし作業です。 インテークの中にゴミが入らないようにペーパーを詰めておきます。ブロック側にもゴミが落ちないようにウェスを敷いておきます。
念の為借り付けしてセッティングしてから組み付けです。これをやっておけば、いざ組み付けて問題が発生では、時間が掛かるし必要部品や加工を前もってできるんです。
Bigstuff3とは、いわゆるフルコンです。
国産車などで使われるフ リーダムとかパワーFCなどと同じ役目をしてくれるものです。この手の商品では最も新しい部類に入り、GMのLSシリーズをコントロールできるようです。

ここではBigstuff3を作ったJohn Meaneyの経歴に触れてみます。

John Meaney - Mr.EFI

1985年、大学の研究製作で自分の'69Camaro用にアナログの
EFIシステムを設計制作したのが始まりでした。

後にBoschでメーカー向けのインジェクションの開発をしなが
ら、大学での研究製作のEFIをさらに完成させていった。
この ときは既にアナログからデジタルEFIへ進化していたようです。

1990年代初め、Boschのオフィスに入った電話はかの有名なエ ンジンチューナーLingenfelterからでした。
彼は自分のレー スエンジン用にもっと大きなインジェクターを探していたようで、 その関係に熟知していたJohnにその電話が回ってきました。

John のEFIに興味を持ったLingenfelterはすぐに自分のファ クトリーへ彼を呼び、EFIシステムを取り付けた BigBlockChevyでダイノテストを行った。Lingenfelterは非常 に感銘を受け、すぐにでも欲しかったがJohnには時間が必要 でした。
自分のEFIを売るにはボッシュの社員では無理なの と、そもそも商品化できる形にしなければいけなかったのです。

ボッシュを辞め、投資家と共に会社を立ち上げ、その後更なる大きな資金を提供してくれる資本家を探している時に出会ったのが、
Accelブランドであった。Accel DFIの誕生です。

その後、TCI transmission controller、Speed- Pro、F.A.S.T.、などを開発し、Holley Commanderの開 発に関わり、
最後に本当に自分の会社であるBigstuff3を立ち 上げた。

これが彼がMr.EFIと呼ばれるゆえんである。
ちなみに Bigstuff3のBigは彼のあだ名、Stuff3は会社を立ち上 げた3人兄弟のことらしい。


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