1995サバーバン
383E/g 4A/t 2WD
Report 1-10 Report 11-20 Report 21-30 Report 31-40 Report 41-50 Report 51-57
レポート42 2/22
13年で、185,000km走行した350エンジンともおさらばです。
パワーもちゃんとあって、調子は良かったエンジンですが、
分解して中身を見るのは後日として、
とりあえずNEWエンジンに使う部品を外していきます。
オイルパンからのオイル漏れ?にじみ?
この写真を見た方はどの様な判断ですかねぇ??
にじみはオイルパンから有りますが、ポタポタたれる感じではなく、
オイルパンの一部分に広がっているだけなので、
にじみ! かな?
実際にエンジンが車に載った状態でこの位だったら、
汚れを拭いて、しばらく様子を見ますね。
エンジン以外に交換する予定の部品は、
・エンジンマウント
・ヒーターホース
・ラジエターホース
・エキゾーストガスケット(ドーナツ)
・ウォーターポンプ
・プラグ
・プラグコード
まだ、他にも有ると思いますが、交換部品はこの後のレポートに載せます。
エキゾーストマニーホールドはノーマルをそのまま使います。
レポート43 2/22
外した部品や、エンジンルームの写真です。
各センサーやボルト類のねじ山を磨いて組み付けの準備をします。
ボーテックインテークなので、MAPセンサーの位置や、
各ブラケットの取り付け位置、ブレーキバキュームパイプの取り出し、
等、色々と違う部分があるので、細かい加工、変更をしながら、
新しいエンジンに取り付けていきます。
ラジエターも一度外して、サイドタンクのプラスチックにクラックなど無いかチェックして、
表面に付いたゴミを掃除して乾かしておきます。
空っぽになったエンジンルームは普通スチーム洗浄して、
錆びている部分を磨いて、ペイントするのですが、
今回は、ほとんどオイル漏れなどでの汚れがなかったので、
拭いて汚れを落として、艶消しのペイントをするだけです。
エンジンマウントはノーマルのタイプを使います。
トランスミッションはそのまま使います。
383エンジンに耐えられるかどうか、楽しみです。
心配なのはコンバーターですけどね。
レポート44 2/22
スパークプラグは「スプリットファイヤー」を使います。
以前は在庫で色々と置いていたのですが、
現在は取り扱っていません。
不良品が多くて。。。。
性能は良いんですよ!本当に!
でも、、トリプルプラチナのプラグで、3個有るはずのプラチナチップが、
1個しか付いていない物があったり、
ギャップはバラバラで、ねじれていたり、
(ギャップは取り付けする前に確認して調整する物ですから、良いんですけどね。)
NGKは全然不良品無いです。
箱にプラグの絵が有りますよね?
その絵のプラグの方向と同じに入っているんですよ、
間違いなくその向きに入っています。
ギャップも一応ちゃんとみますが、潰れている物とかはまずありません。
と言う訳で、本当はNGKを使いたいのですが、
不良在庫処分の為、スプリットファイヤーのプラグを使います。
NGKで言うところの5番です。
プラグコードはMSDの8.5mmを使います。
本当は、8mmで良かったのですが、
8mmは色が青なので、車の色に合いません。
で、赤の8.5mmを使います。
レポート45 2/23
NEWエンジン搭載です。
問題なく収まり(当たり前ですが)
ベルハウジング、コンバーター、マフラー、
各ホース類、色々取り付けていきます。
排気量は5700ccから6300ccになる訳ですが、
同じスモールブロックなので、大きさは同じです。
いくつかアメリカオーダーの部品があり、
部品待ちの状態になるのですが、出来るところまで進めます。
昨日エンジンを降ろして、追加部品をアメリカオーダーしたのですが、
今頃はとっくにLosAngelesの空港に届いているので、
明日(24日)の午前中には成田空港に到着します。
25日(月)の 午後には部品を引き取りにいけるので、
25日にはエンジンを始動する事が出来そうです。
レポート46 2/24
エンジン回りの部品取り付けが、ほとんど終わりました。
まあ、元に戻すだけですけどね。
ここで部品待ちです。
ラジエターホース、ヒーターホース、
ヒーターフィッティング、エキゾーストガスケット、
そんな部品ぐらい
もっと早く、最初に準備しとけよっ!! って感じですね。。。
部品揃ってれば、2日で終わってました。
レポート47 2/24
180000km走行したエンジンの状態です。
昨年パワーチェックをして、又、その後の走行からも
全く異常は無く、調子の良いエンジンでしたが、
果たしてその中はどうなっているのか?
分解です。
まずはバルブカバーを開けます。
写真だと真っ茶色になっていますが、これはとても綺麗なんです。
過去にあった酷いエンジンの例ですが、
バルブスプリングの回りにスラッジが溜まりすぎて、
プッシュロッドから上がってきたエンジンオイルが、
下に落ちていかずにヘッドの上の部分に溜まり、溜まりすぎて、
オイルパンのオイルが足りなくなり、オイルポンプからエアーを吸ってしまった。
なんて事もありました。(そのエンジンはお亡くなりになりました)
元々、中古並行の車は新車の状態からあまりエンジンオイル交換や、
メンテナンスをキチンとされていない状態で、日本に入ってくる物も多く、
同じような年式でも状態は様々です。
エンジンを全部ばらす事は出来なくても、バルブカバーだけ開けて、
中の汚れ状態を確認する事は、難しくありません。
ガスケットもゴムなので、センターボルトのバルブカバーの場合、
カバーを開けても大抵の場合そのまま締める事が出来ます。
その他の部分ですが、シリンダーヘッドの真ん中あたり、
EGRに行くポートですね、酷い車は、
ここの裏にカーボンがビッチリ溜まるんです。
エキゾーストバルブが近い部分なので、オイル管理が悪いと、
ここでエンジンオイルが焼けてスラッジが成型されてしまうんです。
このエンジンは予想以上に優秀ですね。
プッシュロッド、リフター回りも全然スラッジが見られません。
リフターもすんなり抜けて、カムシャフトの摩耗はほんの少し見られましたが、
フラットタペットのリフター&カムシャフトで、この走行距離からすると、
とても優秀です。
レポート48 2/24
エンジン分解の途中ですが、写真1枚だけで、
とてもお伝えしたい部分ですので。。。
この写真は、ディストリビューター近くのヒーターホースコネクターです。
アルミのヒーターパイプが刺さっている部分ですが、
古い車はほとんどの場合ここの部分を交換しようとすると、折れてしまいます。
エンジンルームを覗いて、
「あれ??クーラントが漏れてるかな??」
なんて、見つけて
アルミのヒーターパイプをいじって、
グリグリグリッ・・ ボキッ!!!?....
なんて事になりかねません。
実際にクーラント漏れがあって、フィッティングを交換しようとしても、
まず緩みません。
今回はエンジン降ろした状態で、結構気を遣い緩めてみましたが、
やはりダメでした。ほんの少しの力で折れました。
エンジンルームの奥なので、作業が難しい場所です。
折れ込んでしまうと、ネジ山修正するのはとても大変なので、気を付けましょう。
レポート49 2/25
エンジン分解の続きです。
シリンダーは縦傷も全然無く、シリンダーも普通は、
段付きがある物ですが、ほとんど無いです。
全く減っていないと言う事はありませんので、
この後、測定します。
このエンジンを再生しても、カムシャフト、リフター、
タイミングチェーンなどは使いませんので、
すぐに捨てても良いんですが、
後ほど減り具合を計測します。
オイルポンプ回り、オイルパンの中の写真もありますが、
すごい、茶色ですね。
でも、黒い固まりの、スラッジなどはやはり無いですね。
だいぶ前に同じ年式ぐらいのエンジンで、オイルパンの中にゴミが溜まりすぎて、
オイルポンプスクリーンが詰まってしまったエンジンがありましたね。
両手で持ちきれない程のゴミが取れました。
まあ、トラックのエンジンは色々と有ります。
レポート50 6/13
約4ヶ月ぶりのレポートになってしまいましたね。
最初に、383TBIエンジンVORTECヘッドを載せて、
セッティングしていたのですが、その後に
もう1台の383TBIエンジンも載せて。。。
カムシャフト変えて。。
圧縮比上げてみたり。。
シリンダーヘッドをアルミにして。。
また、カムシャフト変えて。。。と、
仕事に空きが出来た時に色々とやってました。
茂木まで行ったり、鈴鹿まで往復したり、
かなり距離走ってます。
今回で、5回目のエンジン脱着となります。
色々と冒険した仕様から町乗り用で、
重量車用のエンジン仕様です。
やはり、2300rpmぐらいで最大トルクが出る方が、
良いみたいですね。
おそらく、これで最後の脱着となると思いますが、
降ろしたエンジンはまた、ばらしますので、
まだ最終的な仕様となるかどうかは解らないですね。
Report 1-10 Report 11-20 Report 21-30 Report 31-40 Report 41-50 Report 51-57