EVENT REPORT
2006年10月29日 

全日本カート選手権 東地域 FAクラス 
ツインリンクもてぎ

http://www.twinring.jp/

チーム名:KOSMIC RACING TEAM JAPAN&POWER WORKS
ゼッケン:#13
フレーム:KOSMIC T11
エンジン:VORTEX RVA
タイヤ :ダンロップハイグリップ S

ポイントランキング
http://www.jaf.or.jp/msports/index.htm
REPORT
10月29日 

タイムトライアル(10分計測)  コンディション:ドライ

出場台数31台のため、今シーズン初めてのA・Bグループ分けによるタイムトライア
ルとなり、くじびきによりAグループでの走行に決定。

朝に降った雨でAグループには不利な条件になると心配されたが、公式練習まで濡れ
ていた路面もタイムトライアルまでに完全に乾き、
タイムトライアルは完全ドライセットでの走行となった。

今回も速い選手の後ろからスタートして、うまくスリップを使う作戦。
そして#21川口選手と#20国本選手の後に続いてスタート。
コースに出てすぐは、前の選手もすぐにはペースを上げないので、
他の選手も混ざりローリングスタート状態になる。
このままでは時間が少なくなるが、ここで前に出ても意味がないし、
間に他の選手が入るとやっかいなので、3番手のポディションをキープし、
前の選手がアタックに入る周に20mぐらい離してアタックを開始。

しかしタイヤが思ったよりも温まらない。路面温度が低いせいかと考えながら、
すこしタイヤを発熱させる走りに切り替え、前の2台を追いかけた。
走れば走るほど、グリップが上がってくるのでチェッカーまで走り、
最終的に5周目のタイムでAグループ3番手となる。

しかしまだBグループが走っていないので安心は出来なかった。
たぶん6番ぐらいだろうと予想していたが、何故か誰もタイムを更新してこない。
最初は掲示板が壊れたのかと思ったが、本当に更新されず運良く3位に留まる。

ベストタイム:36.728秒

タイムトライアル結果:3位

トップとのタイム差:0.112秒

予選ヒート  20laps

予選ヒートは3番手からのスタートなので、上手く行けば速めに前に出て、
自分のペースでレースをする作戦。
そしてスタートしてすぐの6コーナーで、うまく#21川口選手を抜き2番に上がり
次の周の3コーナー#3野尻選手を抜きトップに立つ。

その後は、後ろとの距離を見ながらの走行となるが、なかなか後続を離せないので、
なかなかペースを落とせない。後半になってやっとペースを落とせたが、すこしタイ
ヤを使いすぎた予選ヒートとなってしまった。

ベストタイム:37.009秒

予選ヒート結果:1位

決勝ヒート  30laps

今年最後の決勝ヒート。ポールポジションから逃げ切りたかったが、
スタートからその歯車が狂ってしまう。
ポールからのスタートは、アウト側の2台に先行されてしまい3位にポジションダウン。
そして1周目の最終ヘアピンで2位に挽回し1位の#3野尻選手を追う形となる。
しかし6周目の6コーナーで、後続の選手に乗り上げられてしまい、
なんとか4位に留まるが、トップ2台からは大きく出遅れてしまう。

その後、速く前の2台に追いつきたいが、3位争いからなかなか抜け出せず15周目
に3位に立った時には、1位とストレート1本分ぐらいの差が開いてしまう。
必死で追いかけるが、抜ける距離までには至らず、不本意なレースとなってしまう。

ベストタイム:37.053秒

決勝ヒート結果:3位

おわりに
今回のレースは、支えてくれた皆様に恩返しをするためにも、どうしても勝ちたかった。
しかし予選ヒートまで上手く回っていた歯車も、決勝ヒートでは気持ちが空回りしてしまい、
悔しい気持ちでいっぱいです。
有終の美は成せませんでしたが、今年はスポンサーの皆様をはじめ、メカニック、
チームスタッフ、そして毎回応援に駆けつけてくれた皆様の支えがあってこそ戦って
くることが出来た1年間だったと思います。

KOSMIC RacingTeamとして活動した今年の経験は、今後のレース活動への糧として生
かしていきたいと思います。
この様なすばらしい体制でレースが出来た事に、感謝の気持ちでいっぱいです。

1年間、本当にありがとうございました。

千代勝正

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