REPORT
8月20日 大会当日
公式練習 コンディション:ドライ
前日の真夏日に比べ、レース当日の朝はやや涼しく感じたので公式練習では、
水温の調整、キャブセットの調整、エア圧のテストをしました。
タイヤは、やや古いものを使用したのでタイムは気にせず、集中して走りました。
タイムトライアル(10分計測) コンディション:ドライ
タイムトライアルは残り6分を切ったところで、前日から調子の良い選手の真後ろ
でコースインしアウトラップから1周目は、周りの選手との間隔を見ながら走り、目の前の選手がア
タックを開始したのを見てコントロールライン上で30メートルぐらい離したところからアタックを開始しました。
運良く、誰にも引っ掛からずクリアラップを2周走ることが出来、その2周目に3番
手のタイムを出すことが出来ました。
その後も、トップタイムを狙って走ったのですが、スローダウンして譲ってくる選手
が出てきたためクリアラップがなかなか取れそうになかったので、タイヤの磨耗を考えチェッカー前にピットに戻りました。
ベストタイム:40.705秒
タイムトライアル結果:3位
トップとのタイム差:0.151秒
予選ヒート 18laps
予選ヒートはタイヤを出来るだけ減らしたくなかったので、セッティングをすこし変えていく事にしました。
その結果、序盤が苦しくなることは分かっていたのですが、
予想以上にペースをコントロール出来ず序盤に順位を大きく落としてしまいました。
逆に後半は楽にペースを上げることが出来、1台ずつ着実に順位を上げていきました。
そしてトップ集団の最後尾に着けたところで、順位は6番手。
決勝ヒートで、6番手からなら十分に優勝を狙えると考え、ここで無理はぜず
楽に抜けるタイミングがあれば、抜こうと考え走りましたが、前の選手もなかなかミ
スをしないので6位のままでチェッカーとなりました。
ベストタイム:40.943秒
ファステストラップ記録
予選ヒート結果:6位
決勝ヒート 28laps
決勝ヒートのスタート1回目は、ミススタート。
原因は、フロントロー(アウト側の最前列)の選手が遅れたことにより、
僕も含めアウト側の選手全体が出遅れたためで、
この時どう見てもフロントローの選手の
エンジンがカブっていて加速できていない様に見えました。
しかし2回目のスタートまでに全開で半周は走ることが出来るので、その間にカブりは直るはず。
そう信じて2回目のスタートに臨んだのですが…
悪い予感が的中し、またもアウト側が大きく遅れたまま、今回はスタートが切られ
てしまい、イン側の1.3.5.7位スタートの選手がアウト側の2.4.6位の前に出るよう
な形で1コーナーを抜け2コーナーに差し掛かったところで、自分は7番手前後。
2コーナーで前の選手のイン側にスペースがあったのでイン側に並びかけたその時、
まったく予想していなかった真後ろから、すごい勢いで乗り上げられてしまい、
コーナー2つでリタイヤとなってしまいました。
決勝ヒート結果:DNF
おわりに今回は、前回の最上川から上り調子で来ていてチームの雰囲気も良く、
最高のチームワークでメカニックやチームスタッフの方々には、ほんとに暑くて辛い中にも拘らず、
完璧な仕事をして頂きました。
あとは僕が完璧な仕事をしなきゃいけないところで、クラッシュに巻き込まれてしま
い勝てるレースを落としてしまったことは、悔しい気持ちばかりです。
そして残すは、東西統一戦のみとなりました。
今年、一年間支えて下さったスポンサー様や、信頼あるメカニック、チームスタッフ、
サポーターの方々の気持ちを無駄にしないためにも、僕が出来ることは1つだと思っております。
今後とも、御声援の程、宜しくお願い致します。
千代勝正