1967 Ford Country Sedan
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レポート21 2009年5月22日
フロントガラス交換です。
大きな飛び石がある訳でもなく、ひびが入っていることもないのですが、
細かい傷が全体的にあるので、天気の良い日には嫌な物です。
古い車はフロントガラスシール部分とモールディングの間に
水分とホコリが溜まってしまい、
ガラス取り付け面が錆でグズグズになっていることが多いのです。
雨の日に走行するとサンバイザー辺りから雨漏れする車もありますね。
パネルの腐り具合もチェックしたかったので、
「とりあえず外して」
と、ガラス屋さんにお願いしました。
外してみると、取り付け面は腐りも錆も無く、とても綺麗な物でしたので、
古いシールを取り除き、新品取り付けです。
珍しいですね。81コルベットなどでも腐っている車は多いのですが。
ガラスが落ち着くまで2日ほど動かしません。
新しいフロントガラスはやっぱり気持ちいいです。
フロントガラスは古い珍しい車でもほとんど入手出来ます。
ガラス代は6~8万円ぐらいで、
脱着工賃は5万円ぐらいです。
レポート22 2009年5月23日
ちょうど良いサイズのベルトが入荷しましたので、
P/SギヤBOXの交換です。
ようやく重~~いステアリングから解放されます。
ギヤBOXを交換して、P/Sホースを取り付け、
ベルトを付けて、P/Sフルードです。
P/SフルードはATFで、「タイプF」の指定でしたので、
タイプFでも使えるB&Mトリックシフトを使用しました。
パワーステアリングはメチャクチャ軽いです。
やはり1960年代特有のステアリングの軽さがありますね。
ステアリングホイール自体も細くて大きいので、余計に軽く感じます。
ノンパワーに慣れてしまっていたので、最初はステアリングを切る時に、
身構えてしまいましたね。
この後は、フロントの車高調整と、アライメント調整をパワステ用に変更します。
レポート23 2009年5月24日
リヤサスペンションアームブッシングの交換です。
アッパーアームは1本
ロワーコントロールアームは左右2本です。
ブッシュは千切れている訳では無いのですが、
おそらく1度も交換したことは無い様ですので、
ブッシュ交換と、ついでにアームの溶接補強です。
アームを取り外し、ブッシュを抜きます。
純正のプレス加工のアームで、しかも42年も経過している鉄ですから、
弱くなっていても無理はありません。
3rdカマロなどでもこの加工はしますが、
幅は38mmの鉄フラットバーを溶接して、
断面を四角にします。
これだけでとてもねじれ強度は上がります。
サンドブラスト仕上げをして、ペイント。
ホチキス製のアームは必要ないですね。
(まあ、こんな車の部品は出て無いですけど)
レポート24 2009年5月28日
フロントの車高調整です。
左フロントのコイルスプリングは、ほとんどの場合運転者一人なので、早くスプリングが駄目になってきます。
左フロントは車高が下がりやすいんですね。
現在、アメリカにフロントコイルスプリングを注文してはいるのですが、なかなか来ませんので、車高を合わせてしまいます。
左はそのままで、右側だけコイルスプリングを少しカットします。
結局右側だけ1巻きカットしたのですが、それで下がった車高は右側が約30mm左が約10mm下がりまして、バランスはOKです。
フロントサスペンションブッシュのオーバーホールをした時に、コイルスプリングを左右入れ替えておけば良かったと思います。
あとは、キャンバー調整と、ギヤBOXを交換した時に狂ってしまった、
ステアリングの位置を調整して、終了です。
昨日は、試運転がてら、コストコへ買い物に行ったので、高速を飛ばしてみましたが、快適です。
ETCはまだ来ませんね。
7~8年前に購入したETCにシガーライターソケットを配線した物をまだ使っています。
レポート25 2009年6月1日
オルタネーターの交換です。
POWER MASTER 8-37141
インターナルレギュレーター
140アンペア
クロームハウジング
電動ファンを取り付けして、エアコン全開だとやはり弱くなりますので、
レギュレーター内蔵のハイパワーオルタネーターに交換しました。
ヘッドライトを点灯してアイドリングだとウインカーの点滅が
ものすご~く、ゆっくりになってしまっていたのですが、
これはウインカーリレーでしたね。
ウインカーリレーも交換しました。バッチリです。
レポート26 2009年6月13日
少々グロい写真です。
フロントフェンダーの後ろ部分で、
足元サイドの内張を剥がしたところですが、
ワイパーアーム辺りから入ってくる水が抜ける穴ですね。
長年の泥や枯れ葉が詰まっていて、これでは水が抜けません。
水が抜けないばかりか、水分がずっと残ってしまうので、
ここからブクブク錆が発生してしまいます。
で、掃除した所です。
レポート27 2009年6月15日
スターターモーターの交換です。
おそらく、一度も交換されたことのないスターターモーターです。
42年間お疲れ様でした。
マリモのようになっています。
交換したスターターモーターは、オルタネーターと同じく
「POWER MASTER」
圧縮比最大12:1まで回せるよって言うヤツです
リダクションのミニハイトルクスターターですので、
ノーマルの289エンジンですから、ギュンギュン気持ちよく回ります。
レポート28 2009年6月15日
日本で登録してから3ヶ月で、約1500km走行しました。
初めて燃費を計算したのですが、
毎日の通勤と、買い物、高速道路は千葉県(東金)まで往復しました。
その燃費で7.4km/1㍑ です。
とても燃費は良いです。
とても重い車体ですが、2バレルのキャブで、ミッションにオーバードライブが付いていることと、マニュアルってのが良いんですかね。
最初に下回りは一度綺麗にしておいたのですが、各部オイル漏れが有りますね。
エンジンオイル漏れは、インテーク前後、バルブカバー、オイルパンG/K
まあ、それほど酷くはなく、にじみ程度ですが、ミッションのオイル漏れは少々多いですね。
リヤシール、セレクターシール等です。
ミッションはオイルシール類を全部新しくすることと、一度下ろして、クラッチの具合も見ておきたいので、オイルシールをアメリカに発注しているところです。
レポート29 2009年6月15日
フロントブレーキはドラムのままです。
すぐにでもディスクブレーキにしようと思い、放置していたのですが、
ブースター付きの為、フロントブレーキは左右差も無く、
問題なく効くんですね。
それで、もう一度開けて中身をチェック
すると、ライニングの角は少し割れて、ホイールシリンダーのブーツをめくると
漏れがあります。
見ていなければそのまましばらく乗っていたと思いますが、
発見してしまったので、フロントブレーキの部品もアメリカオーダーです。
・ブレーキライニング
・ドラムブレーキスプリングKIT
・ホイールシリンダー
・ホイールベアリング
・ハブシール
問題なく、すぐに部品が入荷することを祈ります。
ETCはまだ入荷しないですね。。
6月19日に新型が出るらしく、入荷するかもしれない?との事
前から注文しているエンジ色のETCは生産中止らしいです。
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