第四弾
仮組2
続いて、ヘッドを仮付けしていきます。

プッシュロッド、ロッカーアームを付けて動きを確認。スプリングのバインド等をチェックします。 結果プッシュロッドの長さが若干足らなかったので0.1インチ長いものを再注文しました。

インテークを乗せ、デスビを差し込んでギヤの当たりを確認。
インマニはその後ヘッドのエア抜き穴を2カ所開けておきました。ヘッドの後ろには空気がたまるところがあって冷却できずにホットスポットになってしまいます。 そこから配管してポンプに戻してあげます。

その当時、同じL98でもコルベットにはこのエア抜きがありましたがカマロ/トランザムは省略されていました。

使用したヘッドはAFR製で、これはフローナンバー(空気の流れる量)がとても良いです。5軸CNCでフルポーティングがしてありそれが空気の流れを良くしています。手間がかかっている分かなり割高なヘッドですが最も重要な部品だし、実際にSEMAで手に取ってみて作りも良く、ブースのおじさんの対応も良かったので3ヶ月待ちと言われてもこれにしました。
ついでに使用するカムに合わせてヘビーデューティースプリング&バルブをオプションで付けました。


アルミウォーターポンプはいつも3rdカマロのブラケットに当たるのでグラインダーで削ってあげます。
バルブカバーはスタッドガードルのロングナットが少し干渉するので分厚いコルクのガスケットで問題解消。あえてセンターボルトではなく昔のタイプを採用。かっこいいです。