第五弾
本組1

今度は普通に組むだけです。
既にブロックとクランクは洗剤などできれいに洗浄してあり、カムベアリングも打ち込んであります。
カムを入れてクランクを乗せてメインキャップをinner 70Lbs Outer 65Lbsで締め付けます。
クランクはSCAT製Cast Steel。フォージドは値段が張るのでキャストです。無論、バランシングは最新のSunnen Digital Ballancer DCB-2000によりきっちり取ってあります。見た目にはわかりませんが...

ピストン&コンロッドを各シリンダーに入れていきます。ARPロッドボルトは規定値である6/1000"延びたところまで締め込みます。
ウィンデージトレイを取り付けます。このパーツはオイルパンのオイルをクランクが撒き上げるのを防いだり、余計なオイルを速やかに落としてクランクの回転抵抗を減らしてくれます。
定番のダブルローラーチェーンとスプロケを取り付けます。合いマークがいっぱいあるので間違えないようにしないといけません。

ピストンは.005deckにしてあり、使用するガスケットと合わせて適切なスキッシュが得られるようになっています。稀にピストントップの刻印がヘッドにスタンプされているエンジンがありますが、これはスキッシュの詰め過ぎです。
オイルパンはMOROSOの7qt Kicked out pan。F-bodyにギリギリで入ります(排気管取り回し変更は必要)。
ヘッドも載りました。インテークポートをのぞくと奥まできれいに仕上がっているのが見えます。
Magnumプッシュロッド、Comp-Cam Pro Magnum Rocker Armをセットアップします。 このロッカーはスチール製なので頑丈そうです。