2008年2月15日
そろそろエンジン脱着、載せ換えする予定なのですが、
その前に、ブレーキ部品の交換です。
日本に輸入されたほとんどのタホ、サバーバン、C&K1500は
ライトデューティー(7200GVW)のブレーキ仕様だと思います。
オプションコードラベルからだと「JB6」ですね。
レポート17でスタンダードなブレーキメンテナンスを施して、
かなり良い感じになっていたブレーキですが、
ドライ路面でフロントブレーキをロックさせようと思っても、
なかなかブレーキロックしません。
そこで、ブレーキをヘビーデューティー仕様の純正部品で、
交換する事となりました。
8600GVW用で、主にディーゼルエンジン搭載車や、
C−2500用の部品となります。
交換部品した部品は下記の通りです。
@ マスターシリンダー
ノーマルはピストン径が1−1/8インチですが、
ディーゼルエンジン搭載車用のブレーキマスターシリンダーに交換です。
これはピストン径が1−1/4インチとなります。
加工は要りません。そのまま付きます。
A フロントブレーキキャリパー
これもC−2500用を使います。加工は必要有りません。
B EARL’SブレーキホースKIT
これは通常のC−1500用です。
C リヤブレーキホイールシリンダー
これもC−2500用です。加工は必要有りません。
D フロントブレーキパッド
HAWK(ホーク)のHP SuperDuty
ヘビーデューティートラック用、トーイング用のブレーキパッドです。
サイズはキャリパーと合わせて、C−2500用となります。
ブレーキ泣きも出ないで、冷えている時から良く効きます。
E ブレーキフルード
WAKO’S SP−4
これは前回と同じです。
上記部品全部交換したわけですが、交換して試乗した感想は、
一度、ブレーキパッドに熱を加えて冷やした後に試乗したところ、
やはり、全然違います。
初期タッチもすごく良くなりましたが、容量アップした為に、
コントロールしやすいです。
ABSもちゃんと働いて、フロントブレーキロックします。
大型のブレーキローターやキャリパー使ったブレーキKITなどを入れれば、
とても効くようになるのは当たり前ですが、
町乗りだけで有れば、そんな物は必要ないですよね?
出来るだけ安上がりに、簡単に、加工も無くブレーキ性能のアップを考えたら、
こんな方法は如何ですか?
ブレーキローター、スピンドル、ベアリング、ボールジョイント、
等の交換は必要有りません。
しかし、全部交換する必要もなかったかな?とも思います。
・ブレーキマスターシリンダー
・ブレーキホースKIT
・ブレーキパッド
・ブレーキフルード
これだけ交換すれば、十分効きは良くなると思います。
ブレーキパッドはパッド面積は違いますが、
キャリパーに付くところは同じなので使えます。
当たり面積が少し大きいので、ローターの偏摩耗が有る場合は、
ローター研磨してから使った方が良いですね。
試してみたい方がいらっしゃいましたら、ご相談下さい。
お待ち頂いている間に作業出来ますよ。
部品代は下記の通りです。
・マスターシリンダー ¥32000
・ブレーキキャリパー ¥16500 ×2
・ホイールシリンダー ¥6500 ×2
・EARL’SブレーキホースKIT ¥20000
・HAWKブレーキパッド ¥15000
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